さて、私は株式投資を20年以上行ってきました。
最初の頃は何も分からずに
この株が良さそう
という理由だけで適当に買ったり売ったりしていましたので、当然成績は悪かったです。
ある程度経験を積んできたところで、
小泉郵政解散とその後の株価高騰
に乗ることができて資産が増えたのですが、その後に起こった
リーマン・ショック
で大きくやられて、退場こそしなかったのですが、3000万円を超えていた株式資産の3分の1があっという間に溶けてしまい、さらには半額にまで資産価値が落ち込んだという、実に
得難い経験!
をしました。
株は一旦買ったら超長期保有しとけばいいんよ!
さて、得難い経験とわざわざ大書したのは、それが自分の糧となったからです。
なぜならば、リーマン・ショックで大きくやられはしたのですが、その後の株式市場の回復過程で結局株価が戻ってくることがわかって、
だったら株は買ったらずっと保有しとけばいいんじゃない?
と思い至ったからです。
その考えは、2012年末から配当株投資を始めてからはますます自分の中で強固になって、
株は買ったら基本は売らないもの!
という自分なりの投資スタンスが確立されました。
その結果はどうだったかというと、日本株でも米国株でも長期保有することで2倍株や3倍株が当たり前にポートフォリオの中に現れるようになってきて、
なんや、株はただホールドしとけばええんやん!
と完全に腹落ちできたのでした。配当株投資に舵を切った結果、キャピタルゲインも狙えるようになってきたというのは不思議な感じがしますが。(含み益が大きくなっても売らないけどね。)
もちろん、事前に十分調査する必要はありますし、その手間を惜しんではいけません。ですが、一旦良い会社だと確信できたのであれば、後は買ってじっと保有すれば良いだけです。
実に簡単なんですけどね、でもそれが実に難しいのは良く分かります。株価変動を見ても
また、ミスターマーケットがギャーギャー騒いどるわい・・・
とスルーできるようになるまでには、年季が要りますからね。
『まとめ』らしきもの
私の米国株ポートフォリオの中で最長保有しているのはJNJとPGで、それについては2019年1月25日付けの記事『株式投資で誇るべきは保有年数じゃないのかな?』に記載しておきましたが
いずれも間もなく丸10年保有!
です。
こうなると、もう売るだの買うだのというレベルの話ではなく、自分にとっての大切な
相棒!
ですよ。
もちろん、ポートフォリオの中には業績が左前になるダメダメちゃんはいますが、そんなのは他の良い株のパフォーマンスで十二分にカバーできます。
まずはご自身で試してみることをお勧めします。しっかり調べた会社の株を買ってじっとホールドし続ければ何が起こるか? 私の言っていることが実感できると思いますよ。
私の言っていることが信用できないとしても、あのモーニングスターがそう言っていたらどうでしょうか? 株は、売ったり買ったりするよりbuy & holdを貫く方が儲かることが示されています。詳しくは2018年10月21日付けの記事『これがファイナルアンサーだ!『株は売らない奴が一番儲かる』(とMorningstarが言っている)』をご覧ください。
ところで、ホールド対象にするのは大型で非ハイテク株にしてくださいね。地味な業種の株のほうが、長期保有に向いていますよ。
でわ。
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