株価下落と円高:『1ドル60円』になったらあなたはどうする?

私は、時間が出来ると他の投資家さんのブログを良く読むのですが、株式投資について他の方の意見や考え方を知ることが出来てとても勉強になります。

特に、ブログ村米国株のブログは色々な意味で参考になりますね(笑)。

 

さて、ブログ村米国株に登録されているブログのうち、読むに値すると私が個人的に考えているブログは2つあります。

一つは、

グローバル・マクロ・リサーチ・インスティテュート

であり、そしてもう一つは、

カナリーの米国株K-10コレクション

です。

両ブログとも、凡百のブログのレベルを超えて読み応えのある記事が多いので、是非一読をお勧めしたいと思います。

 

ところで、今回はカナリーさんのブログでちょっと怖い記事があったので、それをご紹介したいと思います(カナリーさん承諾済み)。

2019年3月7日付けの『1ドル60円になったらどうなるか?』という記事です。

 

1ドル60円になったら株価はどうなるか?

 

投資の世界で良く言われていることに、株安と円高の相関関係があります。『株安になると円高になる』というやつですね。

 

カナリーさんの記事では

ゴールドマンのストラテジスト、次の危機で1ドル=60円の円高を予想

というBloombergの記事を引用して、今後起こりうるかもしれないシナリオが論じられています。

その中で、今後もしリーマン・ショック時と同レベルの株価下落と1ドル=60円の円高が起こったとして、計算すると

株式資産の円換算での下落率が75%に迫る!

ことが示されています。

 

株価下落と円高は連動しているのか? 過去の実績を確認してみる

 

円換算での下落率が75%に迫ったら、米国株投資家としてはたまったものではありませんが、では実際にそのような事が起こりうるのかを、過去データで確認してみましょう。

 

まず、ドル円とNYダウ長期チャートの関連は以下のとおりです。

・・・ちょっとはっきりしませんね。長期的なチャートなので、NYダウの着実な上昇と円の一貫した切り上げについては、明確に見て取れますが。

 

では、直近のドル円とNYダウの関係はどうでしょうか?

・・・円高と株安とは弱い関係はありそうですが、はっきりした相関があるとは言えませんね。

 

次なる危機の引き金は?

 

では、なぜゴールドマンのストラテジストは超円高の可能性を指摘しているのかというと、邦銀が多額の外貨資産を抱えていて、それが金融危機時には巨大なレバレッジになりうるからとのことです。

そんなに多額の外貨資産を邦銀は保有しているのか? BISの2017年6月のanual reportを調べたところ・・・

確かに、日本の銀行が保有する米ドル資産は膨れ上がっていますね・・・。

この状態で、米ドル資産が毀損されるような出来事が起こって、そのリスク回避のために円への転換が行われるとなると、相当な円高になることはあり得ない話ではないと思います。

 

『まとめ』らしきもの

 

景気減速を示す報道が相次いでいます。

 

例えば、こいつなどはアカンやつでしょう・・・。

2月の中国向け工作機械受注5割減、低迷1年底見えず(日経新聞)

そして、利上げどころが利下げが話題に上るようになってきています。

クドロー氏:米金融当局による0.5ポイントの利下げが望ましい(Bloomberg)

 

そして、次回の不況ではかなりの円高が進むことも考えられるということ。

 

米国株投資家にとって難しい時期に差し掛かっていることは、認識しておく必要があると思います。

 

でわ

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