2018年11月17日付けの記事『早期退職キターーーー!:『備えあれば憂いなしやね!』』と、2018年11月21日付けの記事『早期退職募集開始後の初面談:退職手続きについてしっかり聞きました』に記載したように
『早期退職募集』という名のリストラ!
が私の会社で実施されることになったのですが、その後日譚はまだ報告していませんでしたね?
さて、私の場合はどうなったでしょうか?
人事部長との個人面談:ラウンド2
(年末の某日、『関東某所(結構な都会)』から程遠からぬ某所にて)
人事部長:『問わず語りさん、お忙しいところ恐縮です。』
問わず語り:『いえいえ、私の職場までわざわざお越しくださりありがとうございます。』
人事部長:『さて、前回お話した時には、問わず語りさんとしては残るのかお辞めになるのかはニュートラルだとおっしゃっていましたね?』
問わず語り:『はい、その通りです』
人事部長:『それで、その後今回の面談までにどうされるかお決めになってくださいとお願いしましたね?』
問わず語り:『はい、確かにそう伺いました。』
人事部長:『では、どうなさるおつもりかお聞かせ願えませんか?』
問わず語り:『・・・・ここで頑張りたいと思っています。』
人事部長:『ありがとうございます。問わず語りさんには今後も社業への貢献をお願いしたいと思っていましたので、嬉しく思います。』
・・・あーあ、『残る』と言っちゃったよ・・・
どうしても踏み切れなかったよ・・・
相当悩んだんですよ、今回の早期退職募集についてはね。
実は、早期退職募集開始後の早い時期に、FPのコンサルティングも受けたんですよ。その結果、
今までに蓄えてきた資産と早期退職金を合わせれば、慎ましく暮らすのであればもう働かなくて良い
という結論に達したんです。
じゃあ、なぜ辞めなかったかというと、やりかけの仕事があったというのが理由の1つです。
その仕事は親会社から持ってきたもので、私以外にできる者がいなかったのでそのまま担当を続けていたのですが、ちょうど佳境に入ってきて少しも気が抜けない状況になっていたんです。そして、今もその状態は続いています。
そんな状況で、仕事を放り出して他の方に迷惑をかけることはできなかった・・・。その仕事が出向先にとっても結構重要なものであったので、なおのこと・・・ね。
しかし、早期退職を断念したのはもっと根本的な理由もあったんです。それは
怖くなった
ことです。
いままでずっと社畜暮らしが板についていたところで、急に
はい、これからは自由だよ!
という選択肢が与えられた時に感じたことは、外に出ていくのを引き留めたのは・・・
不安・・・
だったんですね。そんな心理状態になるとは全く予想もしていなかったのでうろたえてしまって、結局社畜暮らしのままでいることを選んでしまったんです。
もう一つ言うと、『働かなくても生活できる』という計算が立ちはしたのですが、それは年金が支給されることが前提でした。私の将来の年金は間違いなく減額か繰り下げ支給になるでしょうから、年金を計算に入れるのは危険という思いもありました。
投資ブログ界隈で良く目にするセリフに
安心して完全リタイアするには3億円が欲しいところだ!
というものがあるのですが、今回自分が完全リタイアを真剣に検討してその意味が非常に良く分かりました。
その半分程度でも計算上はリタイア可能ですが、その場合は安全域が少なく、財産に影響を及ぼす何らかの事象が起こったらリタイアが頓挫する可能性が否定できません。
加えて、子供達がまだ学生であることも考えると、リスクを冒すタイミングでは無いと判断しました。
(チキンですね・・・)
『まとめ』らしきもの
『サラリーマンは社畜』と言われますが、今回改めて検討してみた結果、正社員であれば
上級社畜!
といってもよい非常に恵まれた立場であることが良く理解でき、それを捨て去るのには勇気が要ることが実感されました。
そんなこんなで、また幸いにも今の仕事の負荷は絶対やめたいと思うほどではありませんでしたので、当面は会社に残るという判断をしました。
ちょっと惜しかったなという思いはありますが、まあ人事部長にも残ってくれて良かったと言っていただけたので・・・
・・・って、チキンな社畜の言い訳ですな!
でわ。
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