さて、皆さんは
株で儲けたい!
と思って株式投資を行っていらっしゃることと思います。
私も株式投資を始めた頃はそのように思っていたのですが、株式投資家として20年以上を過ごすうちに
それはちょっと違うんじゃないかな?
という思いが強くなってきています。
『株で儲ける』ではなく『株と共に生きる』
確かに、株を安値で買って高値で売れば利益が得られますし、配当株に投資しておけば配当金がチャリンチャリンと入ってきますから、これらの状況であれば『株で儲けている』とは言えます。
でもね、『株で儲ける』という表現は安っぽいように私には感じられるのです、株式投資の本質を考えれば。
最近強く思うのは、株式投資の真骨頂は『資産価値増大と価値の保全』であり、それは
『儲ける』というような言葉で表現できるものではない
のではないでしょうか?
適切な株式ポートフォリオを有していれば、それは値上がり益や配当で、あるいは日本限定ですが株主優待で、投資家に報いてくれます。そして、その便益はポートフォリオを適切にメンテナンスするのであれば、
投資家の生涯
に渡って得られるものです。
こうしてみると、株式投資というのは、単にお金儲けの方策というよりも
自分の一生を支えてくれる力強いパートナー
のようなものと言えるのではないでしょうか? 最近自分はそう考えるようになっています。
『まとめ』らしきもの
私が、『株は儲かる』という言葉で株式投資を語ることに違和感を感じるようになってきたのは、
株式投資とは豊穣な世界であり、投資家に多くのものをもたらしてくれる
ことを実感するようになっているからです。
『適切な株式を選んで作り上げたポートフォリオと共に人生を歩んでいく』というのが、自分が株式投資に対して抱いているイメージですね。
そして、そのようなイメージを抱くようになった頃から株式投資の成績が向上するようになってきましたので、少なくとも自分にとっては有益な認識の変化だったと思っています。
でわ。
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