ブランド品で身を固めておかないとヤバいというお話(結局金ですか?)

私のご主人様が、お友達から聞いた話を披露しましょうか。

ブランドを身に着けていないと・・・

 

そのお友達にはお嬢さんがいらっしゃるのですが、お嬢さんは日本の規格には収まらないタイプの人です。

日本の学校システムになじめずに高校を中退したのですが、その後米国に渡ってそこで一気に能力を開花させ、あっという間に学位を取ってしまいました。

そこで現地就職の話もあったようですが、次は中国に渡って学業に勤しんでいるところです。

 

で、そのお嬢さんからの話として聞いたのですが、

 

中国では絶対にブランド品を身に着ける必要がある

とのこと。

最初に聞いたときは『なんでそうなの?』と意味が分からなかったのですが、詳しい説明を聞いて納得しました。

 

なぜ中国ではブランド品で固めていないといけないかというと

中国ではビンボーと見なされたら全く相手にされない

ということなんだそうです。

 

命が助かるか助からないかもブランド次第

 

中国では農村出身者と都市在住者との間に厳然たる経済的な身分差別があるそうなんです。で、農村出身者は

貧相な恰好をしている奴ら

とのステレオタイプで判断され、裏を返すと貧相な恰好をしている人は経済的に身分の低い者と見なされて、様々な不利益を被るということです。

 

具体的な例としては、以下のようなことがあったそうです。

ある時、中国人の友人たち3人が一緒にあるいていたところに、車が突っ込んでくる事故にあって救急車が呼ばれたんだそうです。

ところが、救急車はそのうち1人のみを乗せて走り去り、他の2人は放り棄てられたままにされたそうです。

 

どうしてだか分かりますか?

そうです、3人のうち1人はブランド服を着ていましたが、残り2人は普通の格好をしていたからなんです。つまり救急車の隊員は

『1人はお金持ちらしいから病院でもしっかり金を払ってくれるだろう。残り2人はビンボー人で金払いが悪そうだから、このまま放っておこう』

と判断したというわけなんですね。

 

『まとめ』らしきもの

 

中国は、表面的には社会主義ですが国民の気質は極めて自由主義的かつ資本主義的だそうですが、いざというときに救急車にも相手にされないというのは・・・

ここまで拝金主義なのか!

とビックリしました。

 

私などは、ユニクロの服を擦り切れるまで着続けて、1999年に購入したホンダのオデッセにいまだに乗り続けて、スーパーでは切り落としや賞味期限が近付いた値下がり品を好んで買っています。そんな私は、日本ではただのオサーンですが、中国人の基準では

相手にする価値もない、そこいらに転がっている石ころレベルのビンボ人

なんでしょうね。

 

こんな話を聞くと私は日本に生まれて良かったと思います。ただ、

ブランドに金を惜しまない中国のほうがお金の循環が良好で、より経済的には発展するかもしれませんがね(←投資家としては・・・ちょっとうらやましい気分)

 

でわ。

 

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