株主にとっては、企業活動の結果得られた収益を配当でもらうのが良いのか、あるいは内部再投資が良いのか?色々なところで語られていることですね。
配当はその都度課税されるけれども、内部再投資の場合は税の繰り延べ効果が期待できる。だから内部再投資が良い
という意見も強いようですが、私は
配当一択
でお願いしたいと考えています。
『攻め』か『守り』かで立場が違う
企業での内部再投資は『攻めるための投資』であって、成功すれば更なるリターン向上につながりますが、失敗する可能性もあります。
色々な実例がありますが、日本企業で良く見られるのが大型の海外企業買収や多額の投資を行ったとしても成功せず、資金を溶かしてしまうという例が最たるものです。
また理解不能な投資をする企業もありますね。例えば、電話会社が食品の宅配会社を買収したりなんかして・・・『一体何を考えているんだろう』と思うケースも結構あります。
一方、私の場合の投資は、『守るための投資』を行っているのであって、そもそも立脚点が違います。
したがって、自分の好ましい投資ができるように、企業価値が向上した分については、内部での再投資に用いるのではなく、配当で支払っていただきたい、と思うのです。
また、会社人として色々な人を見てきましたが、自分のお金でないためか、会社のお金については使い方が非常に甘い方がほとんどです。それが、いかに株主利益を損なっているか、株式投資をしたことがない方がメジャーである状況では、理解もされないでしょう。
効率的にお金を使おうという意識が薄くて無駄にする位であれば、そのまま株主によこして欲しいと思いませんか?
『まとめ』らしきもの
利益はできるだけ配当で支払ってほしい!
というのが私の考えです。
大事なお金なので、利益として得られた分は企業任せにはせずに自分で運用したい。
資金運用で信じられるのは自分だけですからね
でわ。
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