リスクを取れる投資家のフェーズは(一時)終了したことをお忘れなく

さて、この記事を書いている2018年1月5日時点で、ニューヨークダウはアップルショックから立ち直ったかのように上昇しています。

これは、米国の12月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る数字となったことが一因です。

また、FRBのパウエル議長が利上げの停止を示唆するような発言をしたことが好感されたことも理由です。

 

ただ、これからニューヨークダウが値を上げていくかどうかについては、投資家の多くは楽観視できる状況ではないと考えているのではないでしょうか?

リスクを取った投資は難しい局面に既に入っている

 

振り返ってみれば、リーマン・ショック以降の上げ相場では、適当に株を買っても儲けることができました。

そして、リスクを取った投資家こそ儲けることができています。上げ相場ですからね。

でも、これから始まる(既に始まった、と個人的には思っていますが)下落相場では、そうした手法を続ける限り損失は拡大していきます。

そして、リスクを取って消えていった投資家をリーマン・ショック後にいっぱい見てきましたので、今回もそうなると思っています。

 

『まとめ』らしきもの

 

これからは、大きくリスクを取っていく投資家にとっては厳しい状況になっていくと思います。

そして、リスクが低いとまでは言いませんが、よりリスクが限定される配当株投資やバリュー投資のほうが、生き延びる可能性が高い相場になっていくと思っています。あるいは、現金比率を高めておくのも良いかもしれません。

そうしたサバイバルのステージに既に突入しているという意識を持つことが、大切だと思います。

 

でわ。

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