毎月1万円の配当で色々なことができる!(具体的な投資対象もご説明)

『ああ、お金が欲しいなぁ・・・』と思わない人はいませんよね? だって、お金さえあれば色々なことができますから。

 

じゃあ、お金を手に入れるためにはどうすればいいか?それには、2つの方法があります。

① 労働の対価としてお金をもらう

② 資産を運用してお金を手に入れる

 

①については、ほとんどの人は身に染みて理解されていると思いますが、②については、どのようにすれば良いかわからない方が、日本では多いと思います。

 

今回は、②について具体的に書きたいと思います。とはいえ、単純に『株に投資しろ!』と語ったところで無駄であることは、家族に投資を勧めてもスルーされた経験からよくわかっていますので、

株式投資で収益を挙げたらこんないいことがあるよ!

とイメージできるように説明したいと思います。具体的には、切りのいい数字として

毎月の配当金1万円!

を得るメリットを説明しつつ、具体的に配当金1万円を得る方法を考察したいと思います。

配当金月1万円があればできること

 

毎月の配当金が1万円あれば、以下のようなことができます。

 

貯金したい場合

せっかくだから全額貯金するのであれば

月1万円 X 12か月 = 12万円

これを10年続けたら

12万円 X 10年 = 120万円

となり、それなりの金額になりますね。自分で働くことなく配当金だけでこの金額が貯まるのであれば、悪くないですね。

 

食事に使う場合

これについてはピンキリですが、いくつかのパターンを考えてみましょう。

例えばオサーンのソウルフードである吉野家の牛丼ならば、

380円 X 26食 = 9,880円

となり、ほぼ毎日の昼飯代は確保できます。

もう少しお高めの食事として、ランチはどうでしょうか? 調べてみるとわかりますが、東京を含む大都市圏で1000円でおいしいランチを食べられる店は山ほどあります(デフレ・ジャパン、万歳!)。1万円あれば、

1,000円 X 10回  = 10,000円

で月10回はランチを楽しむことができます。

また、ちょっと値の張ったディナーの場合でも、

5000円 X 2回 = 10,000円

と月2回はOKで、特別な機会に奮発することも可能です。

 

自己投資したい場合

例えば英会話学校に通う場合、2~4人の少人数レッスン(1時間以内)の相場は3000円から5000円程度ですので、2~3回の受講が可能です。

スポーツジムは、今や24時間営業で月会費1万円以下は当たり前です。つまり、ジムに通って健康でスッキリした体を手に入れるためには、1万円もあれば十分です。

あるいは本を読んで勉強するなんてことも良いでしょう。世界の超一流の知性が書く書物が2,000~5,000円程度で読めるのですから、実は読書が一番コスパのよい自己投資と私は思うのですが、1万円もあれば数冊の良書が買えます。

 

以上の他にも、服や本を買ったり、プチ旅行に出かけたりと、1万円もあれば使い道は色々とありますね。

では、どうすれば月1万円の配当がもらえるか? 具体的に考えてみましょう。

 

月1万円の配当を得るためにはどんな株式投資をすれば良い?

 

私は米国を中心とした外国株を主力としていますので、ここでは外国株関係に絞って考えてみたいと思います。

 

ETFで月あたり1万円の配当を得る!

外国の高配当ETFといえば、VYM、PFFあたりが思い浮かびます。

まずVYMですが、直近の配当利回りが3.42%です。米国と日本で配当金に源泉徴収される分(約30%が差し引かれ約70%が手取りとなります)も考慮すると、月あたり1万円(つまり年12万円)の配当を得るためには・・・

1 X 12 ÷ 0.0342 ÷ 0.7 ≒ 501

つまり500万円をVYMに投資することが必要です・・・うーん結構な金額ですね。

では、PFFだったらどうでしょう? 直近の配当利回りは6.44%なので

1 X 12 ÷ 0.0644 ÷ 0.7 ≒ 266

こちらならば266万円でO.K.です。この金額ならば、頑張れば用意できるのではないでしょうか?

 

外国個別株で月あたり1万円の配当を得る!

次に、外国の個別配当株で考えてみましょう。

年0.04ドルという渋いながらも34年連続増配株のTで月あたり1万円の配当を得るためには、Tの直近の配当利回りは7.24%なので

1 X 12 ÷ 0.0724 ÷ 0.7 ≒ 236

となり236万円を投資すれば良く、PFFより少ない資金で済みます。

では、英国株のBTIだったらどうでしょうか? 直近の利回りはなんと8.43%なので

1 X 12 ÷ 0.0843 ÷ 0.8 ≒ 177

ほぼ180万円で済みますね!  『あれっ、今まで0.7で割っているのに0.8で割っているのはなぜ?』と思う方がいらっしゃると思いますが、これは英国では配当に税金がかからずに日本での20%の税金が差し引かれることになるからです。

 

究極兵器のARCCで月あたり1万円の配当を得る!

最後に、米国配当株投資家の間では

究極兵器!

と知られるARCCで検討してみましょうか? 直近の配当利回りはぬぁんと10.12%なので

1 X 12 ÷ 0.1012 ÷ 0.7 ≒ 169

となり、約170万円の投資で月あたり1万円の配当がもらえることとなります。

ARCCについては、市場暴落時に買い向かうことができれば、もっとすごい利回りも可能です。この点については、2018年4月7日付けの記事『9%超の超高配当銘柄! ARCCのご紹介と『逃した大魚』の恨み節』に記載していますので、よろしければご覧ください。

 

『まとめ』らしきもの

 

以上、月あたり1万円の配当がもたらすものと、その金額を得るための具体的な株式投資法を述べてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

なお、超高配当銘柄も紹介しましたが、配当利回りが高いということは、その分何らかのリスクがあるということですので注意が必要ですが、ポートフォリオの一部として組み込む分には分散によりリスクを下げることができるので、配当金増額のために効果的と思います。

 

でわ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA