優待株投資だっていいんじゃない? 我が『優待ガラパゴス投資』5年間の成績は?

さて、私は配当株投資家ですが、配当株投資以外にも他の投資をちょこちょことやっています。

その中に株主優待株投資があるのですが、今日はそのお話をしましょうか?

名付けて『優待ガラパゴス投資』!

 

私は、自分が行っている株主優待株投資を

優待ガラパゴス投資!

と勝手に名付けて、2014年から実行しています。

 

この投資法を始めたのは

日本にしかない株主優待制度の仕組みの中で投資を行った場合、どのようなポートフォリオが構築されるのかな?

と、ふと興味を覚えたのがきっかけでした。

 

そのコンセプトと投資手法を以下に記します。

① 閉じた生態系であるガラパゴス諸島では、その特異性を揺籃として独自の生命叢が発展した。同様に、日本独自の株主優待制度下で株式投資を行った場合にも、特異なポートフォリオの形成が期待される。そこで、この投資手法を『優待ガラパゴス投資』と呼ぶ。

② 投下資金は300万円のみで追加投資は行わない。これは、収益性を二の次とした投資実験であるために投資資金を限定するとともに、『閉じた生態系』であるガラパゴス諸島を模した投資法であるがゆえに敢えて資金制限を加えるためである。

③ 株式購入時にはバリュエーションを重視するが、時には適性なバリュエーションを逸脱した銘柄も購入する。これは、『閉じた生態系での突然変異』を模するためである。

④ 株式を購入後はホールドを貫く。コーポレートアクションやその他インシデントがあっても売らない。これは、『閉じた生態系での自然淘汰』を模するためである。

 

・・・とまあ小難しいことを書き連ねてきましたが、要は

好き勝手に優待株を買って、後は何が起こってもガチホしましょう! ただし追加入金は無しでね!

ということです。

 

『優待ガラパゴス投資』の2014年~2018年成績

 

では、2014年から2018年末までの『優待ガラパゴス投資』の実績はどうなっているでしょうか?

 

まず、購入履歴は以下のとおりです。

コード銘柄名購入単価株数手数料消費税購入費用清算年月日
3167TOKAIホールディングス3331001005334052014/2/6
6070キャリアリンク5001001005501052014/2/7
2662ダイユーエイト6491001005650052014/3/3
9896JKホールディングス5391001005540052014/3/6
9405朝日放送6361001005637052014/3/11
3731京王ズホールディングス3431001005334052014/3/13
7456松田産業120210010051203052014/3/20
2300きょくとう4451001005446052014/4/3
3371ソフトクリエイトホールディングス750100987751052014/5/23
4837シダックス510100987511052014/6/12
2579コカ・コーラウエスト17541009871755052014/6/26
1408サムシングホールディングス580100987581052014/8/20
3512日本フエルト463100987464052014/10/23
6926岡谷電機産業371100987372052014/10/23
7921宝印刷750100987751052014/10/23
9319中央倉庫844100987845052014/10/23
9368キムラユニティー936100987937052014/10/23
2664カワチ薬品17321009871733052014/11/7
8167丸久(リテールパートナーズ)10511009871052052014/11/20
3153八州電機534100987535052014/12/2
7412アトム616100987617052014/12/2
3190ホットマン482100987483052014/12/4
4826CIJ500100987501052014/12/11
3050DCMホールディングス720100987721052014/12/22
2485ティア591100987592052014/12/26
7893プロネクサス750100987751052015/2/13
9757船井総研ホールディングス962100987963052015/2/24
9831ヤマダ電機507100987508052015/3/27
9856ケーユーホールディングス740100987741052015/7/16
4275カーリットホールディングス469100987470052015/9/14
7872As-meエステール715100987716052015/9/29
2676高千穂交易980100987981052015/10/29
4668明光ネットワークジャパン14411009871442052015/10/29
6240ヤマシンフィルタ466100987467052015/10/30
3778さくらインターネット287100987288052015/11/2
4298プロトコーポレーション15981009871599052015/11/6
8818京阪神ビルディング682100887682952016/1/8
9324安田倉庫904100887904952016/1/8
4718早稲田アカデミー908100887908952016/2/8
9832オートバックスセブン17501009871751052016/2/17
2924イフジ産業528100887528952016/7/8
3093トレジャーファクトリー798100887798952017/6/22
6356日本ギア工業421100887421952017/8/4
5185フコク10531009871054052017/11/29
5929三和ホールディングス13131009871314052018/3/29
6093エスクロー・エージェント・ジャパン525100887525952018/2/1

 

上の表の赤字の銘柄については・・・実は売却しちゃっています。

京王ズはTOBのために手放しました。また、船井総研・ヤマシンフィルタ・さくらインターネットは、買値からそれぞれ2.98倍・2.78倍・3.47倍まで短期間で急騰したため利益確定しました。

 

絶対売らないつもりでいたのが売ってしまったのは・・・

ちょっと魔が差してしまいましてね・・・

ただ、それ以降は売らずに買うのみの運用としています。

 

では、現在のポートフォリオの状況(2018年大納会終値ベース)がどうなっているかというと

 

直近の株価下落でだいぶヤラレてはいますが、初期投資資金300万円が現金も含めたポートフォリオ価値で総計431万円となっています。

 

また、地味ながら見逃せないのは配当と優待で、

配当優待(換算可能分)
20149,92813,500
201539,14927,800
201667,74849,620
201772,08950,860
201874,57147,340
合計263,485189,120

 

小さいポートフォリオながら、それなりの配当と優待を頂いています。配当金については、もちろん他の優待銘柄の購入に使用しています。

 

『まとめ』らしきもの

 

いかがだったでしょうか? 『優待ガラパゴス投資』の構成銘柄の多くは低成長ですが、それでも初期投資から40%以上の価値向上を果たせているので、悪くないと言えます。

 

今後、このポートフォリオがどんな成長を遂げていくかは折に触れ当ブログで報告していきますが、『優待ガラパゴス投資』という名前にふさわしい一風変わったポートフォリオになってくれないものかと期待しています。

 

でわ。

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