我らが米国株投資家の主戦場である米国株式市場では、ニューヨークダウを始めとした株式指標が行ったり来たりと落ち着きがなく、それに合わせて投資家達も一喜一憂しています。
『このまま株価は下落していく』、『いや、米国景気は悪くないので株価下落は先の話だ』等々、投資家界隈では喧しいのですが、ただコンセンサスとしては
遅かれ早かれ株式投資市場の下落は避けられない
と市場参加者は意識していると思います。
では、下落相場に対して株式投資家はどう対処すれば良いのか? それは投資手法によってそれぞれ違います。
投資タイプ別対処法を一言でまとめてみる
相場下落への対処法を、株式投資のタイプに応じてチョー簡単にまとめると、次の4つのようになります。
① なんちゃってグロース株投資家(つまりモメンタム投資家)は手じまい
なんちゃってグロース株投資は、株価に勢いがある場合に有効です。一方、下落相場では業績の上方修正があったにも関わらず株価が下落することもしばしばあり、値上がり益を得るのは難しい場合が多いです。
ですから、一旦は市場から離れて状況を見ながら再参入したほうが良いでしょう。なお、やっていることがなんちゃってグロース株投資なのに自分をグロース株投資家だと思っている投資家が多いようです。岡目八目で外から見ていると良く分かるのですが・・・。
② 本筋グロース株投資家は銘柄を信じてガチホ
お星さまになるまでKOを保有しそうな勢いのバフェット老師を見習いましょう。
③ 配当株投資家は放置プレイ&配当再投資
配当株投資家にとっては、株価下落は狙った株をより高い配当利回りで買えるチャンスです。そして保有株の配当が投資資金となります。したがって、継続保有しつつ配当再投資を行うのが本筋の配当投資家の選ぶべき方法です。
④ 優待株投資家は優待をもらえるのであれば『株価?なにそれ?』の株価無縁の継続保有
私は小規模ですが優待株ポートフォリオリオを保有しているのですが、『優待を貰えればハッピー!』とガチホを貫く優待株投資家のパフォーマンスは実は悪くないということを実感しています。
優待が出るためにポジションをガチャガチャ動かすインセンティブが働かず、それがかえって良い結果につながるようです。
なお、デイトレについてはコメントしていません。あれは投資ではなく投機ですので、本記事の範疇外です。
『まとめ』らしきもの
中には、上記4つの手法をハイブリッドしている投資家さんもおられると思いますが、いずれにせよ各々の投資手法と各自のリスク許容度を考慮してどのようにすべきかを考え、今の段階から準備しておくべきですね。
私は配当株投資家なので、下落市場でも買いの一手で進んで行きます。
でわ。
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