気を付けろ、あなたの財布を狙っているアブナイ奴らに!(でもラスボスには敵わない・・・)

皆さんの周りには、いろんな方がいらっしゃることと思います。

 

私にも色々な知り合いがいます。特に親会社にいたころには多種多彩な方々がいて、楽しくお付き合いさせていただいていました。その中でもSさんとは仲良くお付き合いしていましたので、今日は彼のお話から始めましょうか? もちろん投資がらみのお話です。

Sさんのヤバイ体験

 

Sさんと私は、勤務地はお互い遠く離れていたのですが、とあるプロジェクトで一緒になってから仲良くなりました。彼と会う機会はめったになかったのですが、たまに彼が私の勤務地に来た時などは一緒に食事したりしていました。

ところが、数年前に彼に東京転勤の辞令が下されました。彼は家族持ちでしたが、お子さんたちはすでに中学生以上だったこともあり、単身赴任することになりました。

単身赴任生活を嫌がっている私とは違い、彼は単身赴任することが決まった時に喜んで、わざわざ私に

東京生活を満喫しますよ!

とメールを寄こした位でして・・・まあ遊び好きな奴なんですね。

 

彼が東京赴任後になかなか会えなかったのですが、数か月後に私が東京本社に行く機会があり、その時に彼と会いました。会った瞬間、開口一番に彼が

『問わず語りさん、東京は、まじヤバイです!』

と言うではありませんか。

『何がヤバイの?』

と聞き返したところ、

『何がヤバイって、僕の財布を狙っとるとしか思えへんお店ばかりですわ!』

と言って、自分が行った『ほにゃらら』なお店について事細かに説明してくれました。とりわけぶっ飛んだのは六本木の〇〇〇ドラゴンというお店で、『そんなお店もあるんだ!』とびっくりしました。

彼が嬉々として語る武勇伝を聞きながら、

まさに野に虎を解き放ったようなもんだな・・・

とその時は思ったものでした。

 

お金を使う誘惑は満ち溢れている

 

Sさんの例が端的に示すように、世の中にはお金を使わせるため仕掛けが満ち溢れていますね。何も考えずにいると、自分の財布からお金がどんどん抜かれていきます。

でも、投資を行うためには、そうした誘惑に負けずに投資資金を捻出しなければなりません。

私は物欲が少ないので、私にとってはお金を貯めるのは簡単ですが、そうでない方は例えば社内貯金(なんて今もあるんでしょうか?)や財形等を使ってとにもかくにも投資のタネ銭を貯める必要がありますし、またお金を使うときにはその必要性を再考して、本当に使う必要があるか峻別して投資資金に回すことも求められます。

 

あなたの財布を『ラスボス』が狙っている!

 

でも、あなたの財布を狙っているのはそれだけではありません。先日こんなニュースが出ていましたね。

 自動車関連税制の将来的な見直しで、政府・与党が走行距離に応じた課税を検討していることが分かった。

若者の車離れなどで自動車の保有者が減少する中、与党税制調査会は排気量に応じて課税している自動車税の新たな基準づくりについて議論。中長期的に課税方法の見直しを検討する方針を、12月中にまとめる与党税制改正大綱に盛り込む方向だ。

上記のニュースでは婉曲的に表現されていますが、その内容を一言で説明すると

自動車関係の税金を増やしますよ!

と言っているわけです。まだ検討段階と言いながらこうしたニュースが流れてくるということは、既定路線ということですね。

全く政府が言うことの二言目には

増税

が出てきますね。増税に頼らなければならないような国家運営を行ってきた事についての反省なり総括が無いのに、増税・増税と言われても・・・と思います。

でも国家はある意味で

ラスボス

なので、国家が決定したしたことには従わざるを得ません。

 

つくづく思うのは、

我々のポケットから一番お金をふんだくっていくのは、ラスボスである国

なんですね。

 

『まとめ』らしきもの

 

さて、最後にSさんのその後をお話ししましょうか?

 

彼が東京に単身赴任して4年目に、いきなり元の部署に呼び戻されました。彼にとっては、

夢の単身赴任生活!

から、ご家族との生活に戻ったのですが、時々メールを寄こしては

『問わず語りさん、僕東京に戻りたいですわ。こっちは息が詰まりそうですわ。』

と嘆いていました。結構派手に遊んでいたことが奥さんに知られていたために、単身赴任先から戻ってからは奥さんにしっかり首根っこを押さえられて

不自由な生活

を強いられているという噂も聞いていましたから、私も

『身から出た錆だね』

と返していたのですが・・・

 

今年の4月に私が『関東某所(結構な都会)』へ出向が決まって、その情報が社内イントラに公開されたとたんに、Sさんからメールが来ました。メールを見ると

『問わず語りさん、僕をそっちに呼んでくれませんか? 呼んでくれたら、夜の接待しますよ! 『関東某所(結構な都会)』にも結構ええお店があるんですわ!』

と書いてありました。

 

あいつ、東京赴任中にあんなところまで遠征していたんだ・・・

 

確かに、『関東某所(結構な都会)』の歓楽街の一角に彼の好きそうなお店が並んでいると、話に聞いたことはありましたが・・・。

 

立場上、人事についての影響力が無いわけではなく、彼の職務能力も捨てがたいものがあるのですが、

再度、野に虎を放つようなことをしていいものか・・・

なんてことも考えて、まだ呼び寄せには至っていません。

 

でわ。

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