NSCとUNPが仲良く揃ってダブルバガー!:鉄道会社って好調なんですね

わたしの持ち株の中で、鉄道会社である

NSCとUNP

の株価が、いつの間にやら大きく上昇していました。

仲良く揃ってダブルバガー

 

まずは証拠写真をご紹介(2018年9月21日終値ベース)。

 

NSC

 

UNP

NSCは2015年5月28日に30株と2015年7月10日に30株を、UNPは2016年4月12日に30株を、それぞれ購入しましたので、2年から3年をかけて株価が倍になったことになります。

 

5年チャートを見てみると・・・

 

NSC

 

UNP

双子のような株価変動ですね。

そして、いずれもドンピシャではありませんが、直近の底値付近で買えたことが分かります。

 

NSCとUNPは、どのブログだったか忘れましたが、とある米国のブログで紹介されていたを読んで初めて知りました。

それで興味をもって自分でも調査をして、配当利回りが2.5%を超えていたら絶好のエントリーポイントであると理解していたために、2015年から2016年にかけて、株価がズルズルと値を下げていたところをじっと狙って、配当利回りが2.5%を超えた辺りで買いに動きました。

 

上記のタイミングで買い付けすることができたおかげで、その後の株価上昇過程に乗ることができ、

2社揃ってダブルバガー!

と相成りました。

配当株投資家であっても、持ち株がダブルバガーとなっているのを見るのは、嬉しいものですね。

 

業績確認

 

では、両社の業績と配当履歴を確認しておきましょう。

 

NSC

CFPSは右肩上がりです。EPSが2015年に落ち込んで株価も下落しましたが、その後回復して株価も上昇しています。

営業キャッシュフロー・マージンは、2014年の25%から2017年の31%へと上昇しています。

 

私の持ち株に対する配当は、以下の通りです。

1Q201625.410%増配
2Q201625.4
3Q201625.41
4Q201725.41
1Q201726.263.4%増配
2Q201726.27
3Q201826.28
4Q201826.26
1Q201831.0118.0%増配
2Q201831.01
3Q201834.4411.1%増配

今年に入ってからの増配率が、もの凄いことになっています。これだけ増やしても、配当性向は50%に届いていないはずですから、なおのこと凄い。

 

UNP

UNPは、EPSが2015年から2016年にかけて落ち込んでおり、株価も下落しましたが、その後EPSも株価も回復しています。

営業キャッシュフロー・マージンは、2014年の31%から2017年の34%へと少し上昇しています。営業キャッシュフローマージンが、安定して30%を超えているというのは素晴らしいですね。

 

一方、配当は・・・

3Q201511.84
4Q201511.86
1Q201611.860%増配
2Q201611.86
3Q201623.72
4Q201723.72
1Q201726.089.9%増配
2Q201726.08
3Q201826.06
4Q201826.06
1Q201828.6610.0%増配
2Q201831.469.8%増配
3Q201831.46

こちらも直近はガンガン増配していますし、次回配当は9.6%アップです・・・

すんごい!

配当余力もありますし、これからも増配を期待しています。

 

『まとめ』らしきもの

 

米国は国土が広いため、超長距離の輸送が必要となります。したがって、トラック輸送よりも鉄道輸送に分があります。

また、鉄道事業は広大な土地に巨大な装置を据え付けて成り立つ業態なので、莫大なリソースを必要とします。そのために、その参入障壁は巨大で、新規参入はまず不可能です。

それらの結果、米国の鉄道会社の収益力は基本的に抜群です。実際、NSCとUNPはともに営業キャッシュフロー・マージンが30%を超えており、これは申し分ない値です。

一方で、鉄道会社には、買収以外の事業拡大が難しいという欠点があります。事業拡大のためには、新規な路線の開拓が必要ですが、そのためには莫大な投資が不可欠であり、またその投資を回収できる市場と収益機会を確保しなければなりません。これは、大きなハードルであることはご理解いただけると思います。

このように、鉄道会社には大きな成長は望めませんので、グロース株投資の対象としては難しい面があります。一方で、強大なワイドモートに依拠することで安定的に利益を出し続けることができるために、配当株投資の対象としてはもってこいです。

 

今は、両社株とも配当利回りが1%台と割高なので手を出せませんが、今後株価下落で配当利回りが2.5%を超えるようなことがあれば、是非とも追加投資したい銘柄です。

 

でわ。

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