デフレの国に忍び寄るインフレ

皆さんご存知のように、日本では長らくデフレが続いてきました。

 

ですが、最近は状況が変わってきていますね。

 

なぜそう思うのか?

 

先日、セルフスタンドで給油したときに撮った写真をご覧下さい。(場所は、私の自宅がある『関東某所(ぷち田舎)』です)

 

レギュラーガソリン1Lがほぼ140円でした・・・。信じられないかもしれませんが、今から20年以上前には、レギュラーガソリン1Lが

 

驚きの80円!

 

で売られていたことがあったんですよ(@『関東某所(ぷち田舎)』)。それと比べると約80%の価格上昇ですね。(ガソリン税の税率自体は、この30年間で大きく変わっていないので、価格上昇分は通常のコスト増加と見なせます)。

もちろん、為替変動その他の影響でガソリン相場自体は結構振れますので、当時は大きく下振れしていたのかも知りませんが、じりじりと値を上げてきていることには間違いないと思います。

 

こんなことを奥さんに話したところ、『最近は食料品の値段の安値が切りあがっている』と指摘されました。例えば、

・昔はイチゴの出荷時期の終わり頃になると、4パックまとめ買いすれば1パックあたり100円程度で買えたのに、今は1パック200円を切ることは無くなった。

・もやしは、昔は近所の色々な店で1袋10円で買えたのに、今は1店のみになってしまった。

 

『値段安すぎ!』と思われる方もいらっしゃるでしょう。『関東某所(ぷち田舎)』は、食料品の値段がとても安いんですよ。おかげで生活コストが低く済み、その分投資に回せるお金が確保できます。)

 

私自身で思い当たることとしては、昔は鶏むね肉100g当たり50円以下、鶏もも肉100当たり100円以下が当たり前だったのに(昔は、良く買い物に行かされていたので・・・でも時々指示された以外の商品(つまりお菓子です)を買ったりしていたため『役立たず』と判断されて、買い物に行かされることは無くなりました)、今ではそんな価格にお目にかかれる機会は減っています。

 

その他、皆さんもお気づきでしょうが、商品の値段が変わらなくても、昔よりも小さくなっていますね。たとえば、これ

 

昔90g、今60g

 

『まとめ』らしきもの

 

モノの値段があがる、あるいは値段が変わらずとも量をへらすという形で、いずれにせよインフレが少しづつ進んでいる様子が見て取れます。だからこそ、過去にインフレ率以上のリターンをもたらしてきている株式投資を行うべきなんですね。

 

<蛇足>

奥さんがお友達から聞いた話です。そのお友達の娘さんが米国に留学しているのですが、1か月あたり

 

50万円!

 

が必要とのこと。内訳は、学費が35万円・生活費が15万円だそうですが、日本では考えられないレベルの出費を強いられるのですね・・・。

私の子供は3人とも大学生(1人は国立、2人は私立)で1か月あたりの学費は30万円程度となりますが、それでも米国の大学の1人あたりの学費よりも安いのですから、かの地のインフレというのは大変なものなんですね。

 

でわ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA