さて、前回の記事でサバティカル宣言をしましたが、実際結構疲れが出ていたんですよ。
ブログをいったんやめようと決めた直後から、
頻脈・胸が重い感じ・頭が重い感じ
がずっと続いて、
こりゃ早めに手を打ったほうがいいな・・・
と思いました、まじで。
で、早速以前お世話になったことのある、JR巣鴨のすぐ近くにある漢方併用の精神科診療所
下田医院
で診察を受けることにしました。
診察の様子と薬の効果
平日夕刻に訪れたところ、すぐに院長先生の診察を受けることが出来ました。
院長先生『問わず語りさんは・・・2年前に不眠で受診されていますね。今回はどうされました?』
問わず語り『はい、個人的に頑張って行っていたプロジェクト(つまり、このブログ)が行き詰って最終的に断念したんですが、そのあとから頻脈が続いていて・・・』
院長先生『他には?』
問わず語り『はい、胸と頭に重い感じがします』
院長先生『そうですか。では脈を見せてください・・・(脈をとる)・・・では舌を出して・・・。はい、結構です。では前回と同じ薬をお出ししましょう。』
問わず語り『前回は加齢に伴う不眠でしたが、今回はメンタルからきている症状と思います。それなのに、前回と同じ薬なんですか?』
院長先生『この薬は体を元気にする働きがあります。表面的には症状は違っていても、根っこはあなたの体力不足から来ていると私は見ています。前回もこの薬は効いたんでしょう?』
問わず語り『はい、良く効きました。』
院長先生『だったら、この薬はあなたに合っているんだと思います。まずは、この薬から始めてみてはいかがですか?』
問わず語り『はあ・・・では、それでお願いします。』
というやり取りがあって、加味帰脾湯と酸棗仁湯を処方していただいて、診療所を辞しました。
その日の夕食の前に処方された漢方薬を飲んで、食後ゆっくりしてから就寝したのですが・・・
翌日は気分良く起きることができました!
日中は何回も動悸が起こったのですが、気分は回復しましたし、さらに薬を飲み続けて今で3日目ですが、ほぼ通常の状態まで復活しました。動悸は時々しますが。
下田先生、ありがとうございました!
下田医院は(良く言えば)閑散とした診療所
さて、下田医院について少し説明しましょうか?
皆さんもご存じと思いますが、最近は心療内科はどこも盛況(?)で
予約数カ月待ち!
なんて当たり前の状況ですが、下田医院は
予約の必要なし!
なんです、何故なら
流行っていないから・・・
その理由は、立地が最悪で
さびれたピンク街の片隅の古ぼけた雑居ビルの中にある、オサレとは全く無縁の診療所・・・
であることが、まず1点目。それから、院長先生が
我に任せよ、さすれば汝の病は癒えるであろう!
というオーラとは
全く無縁の人
であることが2つ目の理由です。
上記の診察時のやり取りでは、いかにも出来る医者のような会話に仕立てていますが、実際は
問わず語り『〇〇については△△ではありませんか?』
院長先生『うーん、そうかもしれませんね・・・』
問わず語り『ではXXと言うことなんでしょうか?』
院長先生『いや、でもね、別の考え方もありましてね・・・』
といった感じで、煮え切らないところがあるんですよね、下田先生には。これではお客も付きませんよ。
ただ、表面しかなぞれないのにいっぱしの気分で漢方を使う医者よりは、はるかに信頼のおける漢方医であると私は思っています。
実際、私にとっては先生は名医です。私の症状を一発で治していただけたのですから。
『まとめ』らしきもの
さて、当ブログをずっと読んでいる方にはお分かりいただけると思いますが、私は医療関係の仕事をしていますが、心療内科での西洋薬による投薬治療については、
ほとんど信用していません
細かい事は説明しませんが、心療内科で扱う疾患を標準療法(つまり、患者に個性があると認めていない)でまとめて対応しようなんて無理な話です。
それよりは、漢方治療の方がずっと良いと思っています。
そして精神科関係の漢方治療であれば、東京圏にお住まいの方であれば巣鴨の下田医院はお勧めできるんじゃないかと、自身の体験から思っています。
ちなみに、先生は『医者とハサミは使いよう』というご著書をものされていますから、もしご興味を持たれた方はお読みになってはいかがでしょうか?
さて・・・
こいつ、サバティカルといいながら、元気にブログを書いているじゃないか?
と思われた方もいるでしょうね?
実際のところ、数日前はキーボードを前にすると動悸がする状態だったのですが、下田先生のおかげでほぼ回復できたんですね。
下田先生には感謝、感謝!
です。
では、次回は
摩訶不思議な能力を持つお医者さん
の話をして、問わず語りを一区切りつけたいと思っています。
でわ。
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