さて、皆さんは
何とか株で儲けたい・・・
と思って、何らかのヒントを探して当ブログをご覧になっていることと思います。この点については、色々な記事で投資のヒントを語ってきましたので、当ブログの過去の記事をご覧いただければと思います。
ブログ主からお勧めするとすれば、
【重要】私が配当株投資を選好するのは、それがほぼ勝てる手法だからだ!
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キャピタルゲインを狙う際に、あなたが保有すべき株の特徴:それは、『ドラゴンボール』が教えてくれる!
あたりが参考になるのではないでしょうか?
さて、今日はちょっと別の視点から、株の儲けはどのように決まるのかについて語ってみたいと思います。
グロース株投資の収益を決めるのは誰だ‽
まずグロース株投資から考えてみましょうか? まずは、私から質問です。
あなたのが投資しているグロース株の株価を決めているのは誰でしょうか?
『えっ? いや、株価は企業収益や収益予測や市場状況で決まるものでしょう?』と思ったそこのあなたに、私が回答すると、
あなたの株の価格を決めているのは、あなた以外の投資家です
確かに、株価は企業収益や収益予測や市場状況で決まるものです。しかしながら、株に値付けをしなければ株価は決まりません。つまり、株に値を付ける投資家がいるからこそ、株価が決まるわけですね。
そして、株価は投資家の色んな思惑によって決められていきます。株価を決める投資家の数は膨大であり、したがって、あなたが買おうとしているあるいは持っている株の株価に、あなたの意向が反映されることはありません。数が違いすぎるために、あなたの意見などは
多勢に無勢
ですからね。よって、一個のグロース株投資家は、自分の株の株価を決めることができないために、自分の株式投資の収益を決めることができないという結論になります。
しかも、それだけで済まないのです。なぜなら、他の投資家は
あなたの利益など念頭に無いどころか、隙あらばあなたから利益を掠め取ろう
としているからです。
良く考えてみてください。あなたが株を買って、値上がりしてから売ろうとすることは、
安く買った株を他の投資家に高く売りつけて、その投資家からお金を巻き上げる
ことに他なりません。その逆を、他の投資家があなたに対して行うとするのは、当然の行為でしょう?
つまり、グロース株投資は、
収益はライバル任せであって、悪くするとお金をむしり取られてしまう
という構造的な問題を抱えていることになります。
配当株投資の収益を決めるのは誰だ?
その点、配当株投資の場合はどうでしょうか? 配当株投資の収益を決めるのは
その株を発行している会社の経営陣
です。なぜなら、会社の経営陣というものは
株主還元!
という錦の御旗を掲げて、株主に報いようとします。そうです、
配当と自社株買い!
を通して、ですね。
株式会社では株主がカーストの最上位に君臨しており、その下位に位置する経営陣は、株主への利益提供を最優先事項ととらえています。したがって、多少の無理をしてでも株主還元をやり続けます。
その株主還元策が配当であった場合、それは安定的な収益として投資家の元に流れ込んできます。さらに自社株買いが加わると、株数が減ることで一株当たりの利益がかさあげされることとなり、それは配当利回りの向上につながって、さらに投資家の懐を潤すこととなります。
つまり、
配当株投資の場合、経営陣が株主還元で尽くしてくれるために、投資収益は確実となります
『まとめ』らしきもの
収益がライバル任せのグロース株投資
と
経営陣が株主の収益向上に尽力してくれる配当株投資
どちらが有利でしょうか? だから、私は配当株にフォーカスして投資しているのです。
でわ。
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