【高配当再投資戦略の逆襲！】どうせ買うならこんな銘柄はいかが？

さて、株式市場の風景は1年どころか半年違えば全く変わってくるものでして、ほんの半年前までには

シーゲル流の配当再投資戦略はオワコンだぜ！

と言って、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）やプロクター・アンド・ギャンブル（PG）から、エヌビディア（NVDA）やアマゾン（AMZN）に乗り換えた投資家さん達の中には、これらの株価下落の直撃を受けた方も多いのではないでしょうか？

シーゲル流よ、さらば！

とばかりに、多くの投資家さんが高成長グロース株投資に切り替えるのを横目で見ながら、

今からNVDAやAMZNに突っ込んでいってホンマ大丈夫か？

と、株式相場で20年以上も揉まれて散々痛い目にあって鍛えられてきた私のような海千山千から見ると、あのタイミングでNVDAやAMZNにインするとはあまりにも素直すぎる、と思っていたのですが・・・。

一方で、見捨てられたほうのJNJやPGの株価推移はどうだったかというと・・・

JNJ

アスベスト問題で直近では株価が下落していますが、まあ堅調と言えるでしょう。

そして、

PG

・・・うーん、昨年10月からのNYダウの変調とは真逆の株価上昇を見せたこの鉄板っぷり！

これぞまさに

The king of defensive stock！

じゃありませんか。

で、グロース株で懲りたそこのお兄さんとお姉さん、シーゲル流に戻ってきませんか？

配当再投資戦略に戻ってきたとして何を買う？

さて、今からシーゲル流に戻ってくるとしたら、どんな株を買いましょうかね？

シーゲル流といえば、しっかりとした業績を挙げながら安値で放置されている株を買って、配当については鬼の再投資を行うという手法です。

安値で放置されているということは何らかの問題を抱えているということで、なかなか手を出しずらい株が対象になりますが、そこを買い向かっていくのが

シーゲル流！

というものでしょう。

で、私は

率先垂範！

とばかりに、今月に入って以下の株を買っています。

まずは、FDAにチクチクといじめられつつも、めげずに業績を伸ばし続けるMOを

100株お買い上げ！

次に、絶賛減益継続中でいつになったら火を噴くのかわからない『永遠の不発弾』IBM（最近ちょこっとだけ火がついていますが）を

20株お買い上げ！

そして、『あんなにお金をぶち込んで買収して大丈夫？』とちょっと心配なTを

200株お買い上げ！

以上で、合計13500ドル以上をぶち込んでやりました！

『まとめ』らしきもの

単なる

ポジポジ病！

と言えなくもないのですが、今年の投資テーマである

訳アリ高配当銘柄の鬼買い！

の一環として、シーゲル流もちょこっと意識して買いを進めてきましたし、これからも進めていく予定です。

これらの銘柄が、今年の配当金をさらに押し上げてくれることを期待しています！

なお、今回購入したMOとIBMとTは、いずれも配当利回り5%程度以上を超える高配当株です（IBMは4%台ですが）。高配当ということは

訳アリ！

ということですから、万人にお勧めできるものではありません。

投資するのならば自己判断でお願いしますね。

でわ。