正確な数はわかりませんが、キャピタルゲイン狙いの投資家とインカム狙いの投資家では
前者のほうが圧倒的に多い!
ことは、ブログやツイッターを巡回すれば良くわかります。
かように大多数を占める、やる気満々で儲けてやろうとしているキャピタルゲイン狙いの投資家の皆さんは、自分の弱点に気付いているでしょうか?
キャピタルゲイン狙いの投資家さんが気づいていない弱点とは?
キャピタルゲイン狙いの投資とは、株を安く買って高く売ることで利益を得ようとします。このことについて身も蓋もない言い方をすると、自分が株を売りつける格好な
カモ!
がいるという前提で投資をしているわけです。
こんなことを言うと、おそらくキャピタルゲイン狙いの投資家さんは
いや、『カモに売りつける』だなんて、自分はそんなことを微塵にも思っていない!
とおっしゃるでしょうが、やっていることは
値上がりして旨みが少なくなった株を最終的に誰かに押し付ける!
ことですから、意識しているかしていないかの差だけでしかありません。
さて、キャピタルゲインを狙っている投資家は、気が付かないうちに実は自分が
カモ!
になっている可能性は否定できません。優秀な投資家さんはいくらでもいますし、加えて機関投資家は今ではITとAIで武装して、わずかな収益機会をも逃さない体制を整えています。
そうしたライバルがひしめく中で株式市場に乗り込んだ場合、『自分はカモではない!』と断言できるのでしょうか?
そもそもキャピタルゲイン狙いの投資を選んだ時点で、その投資家は自分がカモになるとは全く思っていないわけです。
しかしながら、個人の株式投資家(もちろん大多数がキャピタルゲイン狙い)の8割以上が損をしているという説(あるいは噂?)があり、そして多くの投資家が市場のカモになっていることも確かです。
つまり、多くの投資家は自分がカモである、あるいはカモになるであろうということに気付いていないことになります。
『まとめ』らしきもの
キャピタルゲインを狙って投資すること自体は、私はアリだと思います(私には上手くできないだけで、つまりはカモなんです)。
上手くすれば大きな利益を得ることが出来ますし、損切りを徹底すれば大きくやられることもないでしょう。
ただ、少なくとも
自分はカモかもしれない
という意識は持っておくべきでしょうね、大負けしないためには。
でわ。
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