さて、最近の下落相場で株式ポートフォリオが
真っ赤っか!
という方も多いと思われます。
私のポートフォリオは、基本的にディフェンシブ株で固めているのですが、それでも10月の頃と比べると資産価値が減少しています。
ま、大分前から投資していた銘柄も多くて含み益はありますので、真っ赤っかまでにはまだまだ余裕はありますが。
では、さらに株価が下落して
保有全銘柄が真っ赤っか!
となったとしても、特に気にならないでしょうね。
配当
が出ているのであれば。
重視すべきは、株式資産価値ではなく配当というキャッシュフロー
全ての投資の要諦は
キャッシュフローをプラスに保つこと!
だと私は考えています。
例えば、不動産投資を考えてみましょうか? 不動産からの手取り収益が仮に1000万円だったとして、その裏では
何億円もの借金!
あるわけですよね。普通に考えたら、何億円もの借金を抱えて平気ではいられないはずなのに、不動産投資家さんが平気でいられるのは
ローンその他の出費以上のキャッシュフロー!
があるからです。
他の例を挙げてみましょうか? 皆さんMCDやCLをどう思いますか? 優良企業揃いの米国企業の中でもピッカピカの超優良企業ですよね? でも、この両社はいずれも
債務超過企業!
です。『うっそー!』と思ったあなた、ご自分で調べてみれば、私が本当のことを言っていることが分かるはずです。
なぜ、MCDやCLが債務超過にもかかわらず投資家から高評価を得られるかというと
強力な営業キャッシュフロー!
があるからです。その気になれば、債務の返済などいつでも行える自信があるから、両社は債務超過になっても平気でいられるのですし、その点を投資家も評価しているのです。
私の本筋である配当株投資も同様です。配当株ポートフォリオ自体の価値が増加しようが減少しようが、意に介する必要は全くありません。
配当というキャッシュフロー!
が安定しているのであれば、ね。
『まとめ』らしきもの
繰り返しになりますが、
配当というキャッシュフロー!
が安定しているのであれば、そのキャッシュフローを生み出す株式ポートフォリオが含み損を抱えていても、気にする必要は全くありません。
もっと言えば、例え株式ポートフォリオの価値がゼロであったとしても、しっかりと配当を生み出してくれるのであれば全く問題はないといえます(『そうしたポートフォリオの価値がゼロというのはあり得ない!』というツッコミは脇に置いて、ですが)。
そういった心境に達することができれば、株式投資は実に楽しいものとなりますよ。
でわ。
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畑の値段をいちいち気にしても仕方ないですね。セクターにもよりますが低PER高配当には優位性があるように思います。
いーださん
いらっしゃい!
そうですね、『良い畑』であれば売らずに持っておけば豊かな実りをもたらしてくれますから、畑の値段を云々する必要はありませんね。
低PER高配当は、『生産力の高い畑が安く売られている状態』ですから、そこで買えたら儲けは固いと私も思います。