ついに調略成功！ 娘が株式投資本を読みたいと言い出した！（で、選んだ本は？）

さて、当ブログで紹介しているように私には子供が3人いて、全員大学生です。

株式投資では、複利効果のために運用年数が長ければ長いほど資金が増大して有利です。ですから、子供たちにも、早い時期から株式投資を実践してもらいたいと思っていました。

ただ、株式投資を勧めていましたが強制するわけにはいきませんので、本人達がその気になるまで

ミッション徳川家康

（鳴かぬなら/鳴くまで待とう/ほととぎす）

でずっと待ち続けていました。

そして・・・

ついに大学1年生の娘からラインが送られてきました！

ｷﾀーー(ﾟ∀ﾟ)ーー!!!

調略大成功！

大学生におすすめの株式投資本は？

で、投資家である父としては小躍りして喜んだのですが、はたと我に返って思ったのは・・・

大学生におすすめの投資本って・・・何かある？

これ、結構難題ですよね。世に多くの投資本が出回っていますが、これらは大別して

①　高校生位までの子供向け

②　社会人向け

であり、その中間の

おこちゃま以上・おとな未満

の大学生にぴったりはまるものは少ないですね・・・

さて、どうしたものか・・・

色々考えて選んだ投資本は？

どんな本が良いか結構悩んだのですが、とりあえず以下のラインアップを選択し、娘の元に送りました。

（アフィリエイトではありません）

ゴミ投資家のための人生設計入門

1999年発売の古い本ですが、未だにその価値を失っていない名著だと私は思っています。

この本を初めて読んだ時の衝撃は、いまだに忘れられません。不動産・保険・年金等の社会保障について、これだけ鋭く切り込んだのはこの本が初めてだったのではないでしょうか？　ファイナンシャル・リテラシーを身につけるためには、絶対読むべき本です。

そして、この本が出てから20年近く経ってもなんら状況が変わっていない（むしろ悪化している）のが実に日本的。その実情も娘に知って欲しいと思い選びました。

なお、この本は『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』というタイトルで文庫化されていますが、読むのならば旧版のほうが絶対にお勧めです。

世界一やさしい株の本

ご存じエナフン先生の名著。株式の価値についての考え方を『美味しい実をつける梨の木』に例えて説明してありますが、これほど分かりやすく説明している本も珍しいと思います。

日本人が執筆している株本では、間違いなく3本の指にはいる良書です。

株式投資の未来

いきなりドストライクやないか？ これを大学1年生に読ませるというのか？

というツッコミが来そうですが、変な投資本やアフィリエイト収益狙いの投資ブログに染まる前に、

王道！

を知っておいてほしいので、この本を選びました。今は分からなくてもいいので、繰り返し読んで欲しいと思います。

本当は、『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダムウォーカー』や『賢明なる投資家』等も一緒にまとめて勧めたいところなんですが・・・大学1年生のおこちゃまには荷が重いので、まずは父親絶賛のシーゲル先生から入らせようと目論んでの選択です。

『まとめ』らしきもの

ともあれ、ついに娘を株式投資の世界に引き込むことに成功しました。

ブログではまだ触れていませんが、子供達のために小さいながら株式ポートフォリオを組んでやっています。小さいとはいえ、300万円程度を入金してバリバリの米国連続増配株で固めていますから、雪だるまの芯としては十分です。

これを核として、20歳頃から株式投資を始めて追加投資を行っていけば、無理をしなくても50歳台でリタイアできる位の資産は確保できるでしょう。

加えて、娘は私同様に無駄遣いをしない性格です。これだけでも、投資家の素質はあるといって良いと思います。

後は、変な投資法に染まることなく株式投資の経験を積んで行って欲しいと思いますし、そうすることが株式投資の先輩でもある父親としての役割だと思います。

久々にやりがいのある仕事が回ってきたような気分です！

ところで、本が届いたと娘から連絡が来たのですが・・・

女子大生がおやぢギャグかい！　

ちなみに、娘はこんなラインを仕事中の私に送ってくる奴です。

・・・・・・

でわ。