皆さん、『お金持ちと言わずとも、せめて小金持ちになりたい!』と思いませんか? 思いますよね?
小金持ちとなれば、ちょっとした贅沢だってできるでしょう。それ以前に、お金があることで、いざという時にも何とかなると思える
安心感
が得られます。
では、私が考える確率100%で小金持ちになれる方法を、お話ししましょう。
どうすればよいのか?
以下、具体的にご説明しましょう。
① 仕事でしっかり稼ぐ一方で無駄遣いを極力排して、投資資金を捻出しましょう。
② ①で得た投資資金を使って、良い会社の株を買いましょう。具体的な基準は、
(1) 時価総額1兆円以上!
(2) 過去20年以上の期間に渡ってフリーキャッシュフローがプラス!
(3) 配当利回りが2.5%以上!
です。そして、幅広いセクター(具体的には、公益事業・ヘルスケア・生活必需品・金融・資本財・一般消費財・サービス・素材・電子通信サービス)から満遍なく、少なくとも50社以上の株を買いましょう。
③ 配当は再投資しましょう。
④ ①~③を最低10年以上続けましょう。
そうすれば、確実に小金持ちになれるはずです。
でも、どうして(1)、(2)、(3)なのか?
まず(1)ですが、大きな会社は保有するリソースも大きいため、ビジネスの展開上有利な立場にあります。そのため、収益力も高い傾向にあり、それは回り回って株主へ還元されます。
(2)で触れていますが、フリーキャッシュフローがプラスの会社というのは、諸費用の支払いや設備等への投資行った後でも自由に使えるお金を有していることとなり、これは事業運営のための協力な武器となります。また、優れた競争優位を保持しているがためにフリーキャッシュフローがプラスになるのであり、これは企業の競争力のリトマス試験紙として使えることとなります。
(3)で配当利回りを2.5%としたのは、経験的に年率6~8%程度の成長を続ける会社の配当利回りは2~3%程度であることから、このように設定しました。こうした会社は、地味ながら株価上昇と配当増加の両方を達成する能力があり、長期保有に適しています。優れた会社の場合は、この配当水準まで下がる機会は少ないかもしれませんので、市場の調整時を逃さずに投資すべきです。
そして、(1)と(2)に当てはまる会社は、『大きくてお金も稼げている』わけで、倒産リスクが非常に少ないと私は考えます。日本の会社の場合は、自己資本比率も併せて判断すると良いと思います。((1)と(2)を満たして、かつ自己資本比率が50~60%以上である場合は、ほぼ倒産リスクなしと言ってよいでしょう。)。米国株の場合は、意図的に債務超過としている企業もありますので、別の話となります。
また、分散投資は必須です。上記の『50社以上』は理想であって、実際にはそこまで揃えるには時間も資金も必要ですが、少しづつでも良いので増やしていくことをお勧めします。
(『分散投資だったらETFでいいじゃん?』というご指摘はあるかと思いますが、ETFと個別株のpros & consを考えて、私は個別株を選好しています。)
『まとめ』らしきもの
しっかりした会社に投資し続けさえすれば、そこそこの小金持ちになるのは容易であると、私は考えます。
えっ、『小金持ちでなくてお金持ちになりたい場合は、どうすればよいか?』ですって?
①で捻出する投資資金を極限まで増やすとともに、④の継続期間を20年以上とすることですね。
そうすれば、確実にお金持ちになれますよ。
要は『しっかり稼いでしっかり運用する』という単純な話です。
近道などは無いということですね
でわ。
もしこの記事がお役に立ちましたら、応援クリックお願い致します!
理論はその通りですが入金額によって小金持ちになるかどうかは決まりそうですね。
10年はあっという間なの現役時代はずっと続けた方が大金持ちになるかも^^
あと日本株よりも米国株の方がいいんですか?
クロスパールさん
コメントありがとうございました。
入金額が決め手となるというご指摘はまさにそのとおりで、『今の努力が将来実を結ぶ』と考えて、頑張って入金量を増やす必要があります。
残念ながら日本の大型株の多くは循環株であり、長期間安心して保有できる銘柄は少ないと考えています。おすすめできるものとしてKDDI、NTT、JTあたりはパッと思いつきますが、その後が続きません。花王なども良いと思うのですが、今は高すぎです。将来性も考慮するとリログループあたりも良いかと思いますが、やはり高いです。
それと比べると米国のほうが良い銘柄が多いので、私はそちらを選好しています。世界各地で稼げる能力のある企業が多いということも選好のポイントです。
今気が付いたのですが、クロスパールさんのブログは一時期良く読んでいました。セミリタイヤされたとのことで、実にうらやましいです。私も早くそうなりたいものです。