私は配当株投資家です。したがって、株式保有のポリシーは
バイ&(ア)ホールド
という一言に集約されます。配当が振り込まれる限り(そして減配されない限り)は、その株式をずっと保有するということですね。
ところで、過去にも述べたように、私はポジション量は少ないながらも、日本株でキャピタルゲイン投資も行っています。キャピタルゲイン投資の場合は、永劫に株をホールドすることはありえず、いずれかのタイミングで売却を行う必要があります。
ところが、売却すべきタイミングを見極めるのは非常に難しい。2018年4月29日付けの記事『20バガーの思ひ出』に記載したように、私は過去に20バガーを獲ったことがあるのですが、それはたまたま少ないポジションの中国株を
バイ&フォゲット(buy & forget)
できたからであり、相当な量のポジションを立てた場合には、頻繁に株価をチェックせずにはおられずに、おまけにミスターマーケットにも翻弄されて、せっかくの大物をほんの少しのリターンで手放すなんてことも起こるでしょう。
だからといって、忍の一字で保有したとしても、銘柄選択が間違っていた場合は、良くてトントン、下手をすれば大損こいて損切り、なんてことにもなりかねません。
かように、キャピタルゲイン投資での株式保有は難しいのですが、ヒントが全くないわけではありません。あくまでも個人的な経験に依拠する意見ですが、その点についてお話したいと思います。
『どんなヒント』なのか?
そのヒントは、鳥山明先生の人気マンガ
ドラゴンボール
に記されています。(以下、ドラゴンボールをご存知という前提で説明しますので、ご了解ください)
・・・は?
と思われる方が大部分でしょうね。今から説明します。
ドラゴンボールには、孫悟空を初めとしたサイア人が登場します。サイア人の際立った特徴は、
瀕死の重傷を負ってから復活すると、戦闘力が向上する!
ことにあります。ここまで説明したところで、ベテラン投資家の方の中には、
ははん、そういうことか!
とお気づきの方もいらっしゃると思いますが、話を続けます。
実は、個別株式の中には、
市場の調整あるいは暴落の後に、それらのイベントが起こる前の株価よりも値を上げてくる
銘柄があり、そうした株式こそを継続保有すべきです。私の持ち株から、具体的な例をお見せしましょう。以下、2018年の成績です。
銘柄 | 初値 | 最安値 | 4月27日の終値 | 年初比騰落率 |
良品計画 | 35650 | 33250 | 37550 | +5.3% |
エムケイシステム | 1211 | 1250 | 1311 | +8.3% |
タイセイ | 1238 | 1212 | 1624 | +31.1% |
日経平均 | 23506 | 20347 | 22467 | -4.4% |
上の表の銘柄の株価推移を見ていただくとわかりますが、いずれも日経平均株価が調整後にマイナスに推移しているにも関わらず値を上げています。経験的には、こうした株は今後も値を伸ばす可能性が高く、したがって継続保有すべき銘柄と私は考えます。
『まとめ』らしきもの
市場の調整あるいは暴落が起こった際に、それらが治まるとすぐに値を戻すあるいは値を伸ばしてくる銘柄があります。もし、そうした銘柄を保有していたら、継続保有するあるいは追加投資することで、キャピタルゲインを得られる可能性はかなり高いと考えます。
ただし、上記はあくまで個人的な経験による意見です。では、最後に・・・
ここで紹介した銘柄を買い推奨するものではありません。投資は自己責任でお願い致します。
でわ。
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