さて、私は米国株用に楽天証券とマネックス証券を使用しているのですが、そのうち楽天証券での含み益が1000万円を超えました(2019年4月5日終値ベース)。
投資元本に対して30%強の含み益です。
もちろん、含み益がのっているのは悪い事ではないのですが、長らく相場に居続けてきた者として
含み益なんて、ただの『絵に描いた餅』のようなものだよな・・・
と、妙に醒めた気持ちでこの数字を眺めてしまいました。
含み益ではなく配当による実現利益を重視する
現時点でこそかなりの含み益がありますが、実はトランプ大統領の登場の前には、このポートフォリオが赤字だった時期もありました。確か200万円位の含み損だったと記憶しています。
また、少し話は変わりますが、含み損と言えばリーマン・ショックで当時の株式総資産の3分の1以上が一気に吹き飛んだ経験もあります。損失は1000万円を超えていましたね・・・。
そして、一方では最近の株高で含み益が膨らんでいる。
私のポートフォリオの規模や内容が大きく変わったわけではないのに、その時価は大きく変動してきたわけです(今の30%強の含み益だって、『なんとかショック』が来たら一発で吹き飛んでしまうレベルです)。
こうした経験をしてきたために、2019年6月10日付の記事『株価という『影絵』に惑わされてはいけない』に記載したように、株価に対しては醒めた見方をするようになってきています。
それだからこそ、配当株投資に出会って『これだ!』と確信して、以来ずっと配当を追い求めてきました。
つまり、株式ポートフォリオの資産価値ではなく、それが産み出す配当こそが投資家にとって本物のリターンであると、自分の中で腹落ちしたわけです。
極論すれば、配当がもらえるのであれば株式ポートフォリオの価値がゼロになっても構わないと思っています。配当がもらえるのであればね。
『まとめ』らしきもの
私の株式投資におけるKPIは
配当入金の前年比での絶対額の増加!
です。
そして、そのKPIは、配当株投資に目覚める以前も含めると、過去12年のうち11年達成できています。
(2012年の配当金は前年より減少していますが、これは2012年当時のポジションを売却して配当株に組み替えている途中だったためであり、減配とかを喰らったわけではありません。)
その間には、私の株式ポートフォリオの資産価値はジェットコースターのように上がったり下がったりしています。
それをずっと見てきたのですから、ポートフォリオの時価なんて、たいして意味は無いと思うようになるわけです。
そして、そう思うようになってからは、投資成績が不思議と安定してきて、キャピタルゲインも取れるようになってきました。
そういうものなのでしょうね。
でわ。
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