世の中に専業投資家の数は、さほどいないはずです。それは普通に考えれば分かります。
投資で食べていくということは、資産を運用してそこから得られる利益を生活費に充てていくことです。
では、その利益率はどの位かというと、株式投資で確実に得られる値としては
税引き後で高々数パーセント
です。不動産投資については経験がないので正しい値は分かりませんが、ネットでの情報をみるとこちらも数パーセント位のようです。
この程度の利益率で生活していくためには、億を超える資産規模が必要です。1億円では足りません。それよりも多額の資産が必要です。1億円程度の資産から得られる利益でも生活はできますが、それでは余裕があまりなく、経済状況の変化に耐えられなくなる可能性があると思います。
ですが、1億円を優に超える資産を保有する個人投資家の数は限られています。そのため、多くの個人投資家は兼業とならざるを得ないのです。
まずは給料を使って鬼の入金を続けよう!
ですが、兼業投資家には大きな強みがあります。それは、給料から安定的に投資対象に入金できるということです。
ほとんどの方が会社勤めであるという前提で話しますが、よほどの事が無ければ給料は毎月もらえます。
貰った給料は生活のために使われますが、それを差し引いた残りは投資に回せます。給料は大きく変動しませんし、生活費は自分でコントロールできますから、投資対象への安定的な入金は可能です。
そして、安定的に入金を続けることができれば、完全に投資収益だけで生活できるレベルに至らなくとも相当な額の資産を手にすることができるでしょう。
給料に追加して配当も再投資すれば鬼に金棒!
さて、ここで給料からの入金に加えて、投資収益も再投資すればどうなるでしょう。入金額が増加しますから、資産形成速度は、ずっと早くなりますね。
投資収益からの再投資を目論む場合は、株式からの配当を利用するのがお勧めです。
企業にとって株主還元は重要であり、そのために株主還元の一環としては配当を重要視する企業は多く、特に米国株の場合は、そうそう減配は起こりません。つまり、
株からの配当は会社からの給料と同様に安定している!
わけですね。
そうして、給料からの入金と配当の再投資をひたすら続けると・・・私の場合はこうなっています。
2012年に配当が少し減っているのは、この年に株式資産を大きく組み替えた影響で配当が一時的に減少したためであり、それ以外は一貫して増加しています。
(リーマン・ショックの前後でも配当は増え続けています。このことについては、2018年4月21日付けの記事『リーマン・ショック直後でも配当が増えていた!:私が配当株投資に舵を切るきっかけとなった出来事』に記載していますので、よろしければそちらもご覧下さい。)
直近の2018年の年間配当は140万円を超えていますので、給料からの入金に加えてこれだけの配当再投資が出来るとなると、もはや
無双!
です。
これだけ配当入金ができるのならば、配当再投資だけを続けて給料は全部使い切っても良いかもしれませんが、私は
もっともっと配当が欲しい!
ので、給料からの入金の手を緩めるつもりは全くありません。
欲張りですかね?(笑)
『まとめ』らしきもの
投資の成功のためには、どれだけ多くの入金ができるかがカギとなります。
配当株ポートフォリオを構築できれば、
給料からと配当からのダブル入金!
が可能となり、資産形成がスピードアップします。
あてにならないキャピタルゲイン狙いからは距離を置いて、
給料と配当からのハイブリッド入金!
で、お金持ちを目指そうではありませんか!
でわ。
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