最近株式市場が軟調です。
例年ならば、この時期は強含むニューヨークダウ30種が底値を下げつつあります。また、吊られて日経平均も安値に沈みつつあります。(こんなことまで米国に追随せんでもええのにね・・・)
かくして、『ニューヨークダウが下落して大損こいた!』とか『日経平均2万円割れ間近で涙目!』とか投資家界隈ではかまびすしいことですが、そうした騒ぎを聞くにつけ
何も騒ぐ必要はないんだけどな・・・
と、思う部分があります。
一番価値があるのは何なのよ?
よーく考えてみてくださいよ。株式投資家が保有しているのは株式ですね。そして、株式は株式会社の一部ですよね。
株式会社といえば、
資本主義カーストに君臨し、今や国家をも凌ぐ力を有する組織
であり、
株主の利益のために全力を尽くす組織
でもありますね?
そうした株式会社の保有権を有している投資家は、オールマイティな手札を得ているのと同じようなものであり、株を保有している株式会社の業績が傾かない限りにおいては
ガチホ
しておけば良く、後はその会社が(時間はかかるかもしれませんが)株主に勝手に価値を運んできてくれます。そうであるのに、短期的な株価の変動を気にする必要がどこにあるのでしょうか?
『まとめ』らしきもの
株式投資家にとっては、株を保有していること、すなわち
資本主義の最強兵器!
である株式会社の一部を保有しているということこそが一番重要です。まずこの事を理解する必要があります。
そして、その事を腹の底から納得できるようになれば、株の値段が短期的に上がったり下がったりすることにさしたる意味は無いことが理解されるはずです。
結局のところ、株式を保有しているはずなのに、
株式の背後の幻影とでもいうべき株価
しか見えていないから、株価の変動に一喜一憂しているわけです。要は
見るべきものが違うでしょう!
という話です。
自分の持っているものの本質的な価値は何でしょうか? それが理解できていれば泰然自若としていられるはずです。
(↑といっても、PERがバカ高い株なんか抱えていてはダメですよ。バリュエーションはいつも大切です。)
でわ。
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