リーマン・ショックで株式市場が
ズタボロ
になってから10年が過ぎました。
あの時の株価下落は激烈で、私の株式資産も大きく毀損されましたが、実はあの時こそが株式投資家にとっては一生に何度もないチャンスであったことは、その後の株価上昇が示しているところです。
次なるリーマン・ショックはひたひたと押し寄せて来ている
さて、リーマン・ショックで大底を見てから、株式市場は10年に渡って上昇をつづけていますが、もちろんいつまでもこのような状況が続くわけはありません。
株式市場は景気の波に応じて変動し、しかもその変動は必ず行き過ぎた方向に行きます。今は株式市場で株が過大評価された状態が続いていますので、早晩その評価が修正されるにとどまらず景気悪化や金融危機と呼応して過小評価されて、株が大きく売り込まれる場面が必ず出てきます。
つまり
次なるリーマン・ショックのような局面は必ず来る!
と思っておけば間違いないでしょう。
すでにその兆候は見えていて、例えば外国株投資家界隈では有名なあの銀行の株価は、ヤバい事になっています。
リーマン・ショックの時を思い出すと、株式市場が不安定になり、更に株価が右肩下がりに少しづつ下落を続け、『なんかあの金融機関ヤバいかも?』という情報がちらちらと流れてきているなと思っていたら・・・
いきなりドカン!
でした。つまり、
その時と同じような状況!
なんですね。
私は、必ずしもドイツ銀行が破綻するとは思っていません。ですが、信用収縮が進むにつれて体力面で厳しかったり問題のある債権を抱えたりしている金融機関が破綻すれば、例えその規模がそれほど大きくなかったとしても全世界の金融システムに影響を与えますから、リーマン・ショックのような状況は起こりうる、その引き金を引く金融機関の破綻は必ず起こると思っています。
『次なるリーマン・ショック』にどう備えるか?
さて、『次のリーマン・ショック』に備えて株式投資家はどうするかについては、
なんちゃってグロース株投資家(つまりモメンタム投資家)は手じまい
本筋グロース株投資家は銘柄を信じてガチホ
配当株投資家は株価無縁の放置プレイ
となるでしょうが、その一方で折角のチャンスですから値が下がったところで、
ガツン!
と買いにいきたいところです。
そのためには、キャッシュを確保しておく必要があります。既に、多くの投資家さんが意識してキャッシュポジションを高めておられるようですが、私も値下がったところで株を買いにいくためにキャッシュポジションを少しづつ高めています。
一方で、私は配当株投資家であることで、有利な立場にいます。なぜなら、私の場合は放っておいても配当という形で
追加投資資金!
を次から次へと得ることができるからです。
私の今年の年間配当は140万円を超えるのは確実であり、その全額を追加投資資金として使用できます。また、増配株中心にポートフォリオを組んでいますので、将来に渡っても今年以上の配当入金が期待できます。つまり
1か月あたり10万円を超える追加資金!
が今後も絶えることなく補充されるということであり、これは少なからぬ金額ですね。
以上のように、キャッシュと配当からのキャッシュの二本立てで『次のリーマン・ショック』に備えており、今度こそは絶対にチャンスを逃すものかと
総員突撃!
の機会を待ち構えているところです。
『まとめ』らしきもの
後世がそう評価するであろう
株式投資家にとって素晴らしき10年間!
を経て、再び激動の時が始まるのでしょうが、その時こそが投資家にとってチャンスです。
そのチャンスを生かすためにも、どのような形であろうとキャッシュを株式市場に投入する体制を整えておく必要があり、私はキャッシュと配当株というキャッシュマシーンの両輪で準備を進めています。
あなたの準備は万端ですか?
でわ。
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